経済産業省と環境省が策定した「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」の適合確認を取得

この度、当社を代表とするバイオレメディエーション研究会(9社グループ*1)は、「微生物製剤「バクリンHC」による油およびベンゼン汚染土壌の浄化技術」を開発し、経済産業省と環境省の合同による「産業構造審議会化学・バイオ部会 微生物開放系利用技術小委員会」による厳正な審査を経て3年がかりで「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」の適合確認を取得しました。

http://www.env.go.jp/air/tech/bio/05.html

これにより微生物製剤「バクリンHC」による土壌浄化技術はその安全性が確認されたことになります。鉱物油のあらゆる種類を分解可能という性能面では実証済みでしたが、今後はより安心してご利用いただけることと期待しております。

[9社グループ*1

今回、共同申請を行った9社グループは、下記の通りです。

株式会社 バイオ・ジェネシス テクノロジー ジャパン
鹿島建設株式会社
ケミカルグラウト株式会社
建基興業株式会社
大興物産株式会社
地崎道路株式会社
東電環境エンジニアリング株式会社
日本基礎技術株式会社
日本国土開発株式会社

参考)[バイオオグメンテーションと微生物によるバイオレメディエーション利用指針について]

微生物によるバイオレメディエーション利用指針は、経済産業省および環境省により、2005年3月に設定されたもので、バイオオグメンテーションを実施する場合の安全性を確保することを目的としています。

近年、微生物等の働きを利用して、土壌や地下水中の有害物質を分解し、土壌や地下水の浄化を図る技術として、バイオレメディエーション技術が注目されています。バイオオグメンテーションとは、バイオレメディエーション技術のうち、外部で培養された有用な微生物を用いて、積極的に有害物質を分解し、土壌や地下水の浄化を行う工法です。